はじめての鍼灸(しんきゅう) 腰痛の場合

秋津レークタウンクリニック鍼灸科の稲津英弘です。

鍼灸施術を始めて38年目になりました。

鍼灸科はクリニック開院当初から診療をしています。

クリニックご来院の患者様の中には「鍼灸科ってどんな施術をしているのかな?」と思っている方もおられると思います。

今回は鍼灸の施術の流れを、腰痛を例に紹介いたします。

 

    まず患者さまの症状をお聞きします。既往歴、いつから、どんな時に痛みがでるかなどです。鍼灸科では独自のカルテに記載しています。

    患者様に痛む動きや整形外科的な動作テストを行います(どこの箇所が悪いのか診ています)

    東洋医学的な診察をいたします。手の脈、お腹、背中に触れて、どこのツボを施術するか調べています。

    全身調整の鍼 いよいよ鍼をしますが、初めは手足のツボに浅い鍼をして身体の気の流れをよくする施術をします。足の三里などのツボをよく使います。

    患部の鍼 患者さまが楽な姿勢(うつ伏せ、横寝)で痛む箇所、関連の痛みがでている箇所を入念にさがします。腰以外に痛みがある場合にはその箇所も確認します。

 鍼灸では患者さまの身体全体を診るようにしています。

初めての方には一ミリくらいの浅い鍼、施術に馴れた方は少し深い施術をします。

鍼をした状態で15分間置き鍼をしています。

 

※患者さんの状態によっては電気鍼、米粒の半分くらいのお灸、せんねん灸などをする場合もあります。痛みや痺れ以外にも自律神経の失調、不眠、目の疲れ、鼻炎、便秘などの症状にも鍼灸は効果がある場合があります。患者さまそれぞれの体質にあった鍼灸を心がけております。

 

お気軽にご相談ください。

 

とんぼ通信 No.62より

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