山好きは高みを目指すのが好きなのですが、
今回はとことん低い山に息子と行ってきました。
場所は熊本市西部の小島町に座す
「御坊山」(おんぼさん)海抜23メートル、熊本市で一番低い山です。
登山口の鳥居をくぐり、鬱蒼とした森の中、壁のような急な石段を108段、3分で山頂、小島阿蘇神社の社があります。
大昔はこの辺りは海で御坊山は海に浮かぶ小島だったそうです。(地名の語源)
伝説によると室町時代に白川の大洪水があり、阿蘇神社二の宮のお神輿が流れ着いたとか。
お神輿の底には御神体を守るようにナマズがびっしり群がっていました。
村人は話し合ってして山頂に御神体を鎮祭したそうです。
ナマズは神の使いであり、ナマズの神様も祀ってあるそうで、それ以来この辺りの方はナマズを食べくなったとか??
鯰神は地震や災難の厄除けの神でもあります。
大きな天災が起こらないよう、お参りして山を降りました。