肩の痛みで眠れない

五十肩（肩関節周囲炎）は痛みで腕が挙がらなくなる疾患ですが、

患者さんの一番辛い症状はなんですか？

とお聞きすると、

「肩関節の痛みで目が覚めて眠れない」とよくいわれます。

肩関節は起きた姿勢の方が安定します。

仰向けで寝る姿勢は、肩の重みが関節を圧迫して血流が悪くなり、痛みがでやすくなります。

患者さんには肩の下にバスタオルを置いて肩を上げる、肘を曲げてお腹の上に置いておく姿勢で寝ることをオススメしています。

もしくは横寝で抱きマクラの姿勢も痛みが楽になります。

ただ寝返りして痛くなった場合は、一度起き上がって、しばらく座ると痛み楽になります。

鍼の施術をすると夜間痛が改善する方が結構おられます。