街角で若者がしゃがんで話している光景を見ることがありますが、
彼らがしゃがんでいる格好が「ヤンキー座り」ですね。
いつも「若者は身体が柔らかいな。」と感心しています。
体操教室でもヤンキー座りを取り入れていますが、しゃがもうとするとひっくり返ったり、踵を着けられない方が結構おられます。
原因の一つに、和式トイレが家庭からなくなって、しゃがみ込む機会が減ってきたことがあります。
使わなくなった筋肉は退化します。
ヤンキー座りをするためには、足首、膝、股関節がよく曲がり、向う脛の筋肉が強く、腰、太腿、ふくらはぎの筋肉が伸びなければできません。
椅子に座ってばかりだと、しゃがむ動作ができなくなります。
ヤンキー座りは、骨盤周りの血行の改善し、下半身筋肉の強化、ストレッチにもなります。
私も一日に数回ヤンキー座りをやっています。一回10秒ほどです。
※膝関節や股関節に障害のある方、変形のある方は無理にチャレンジしないようにして下さい。
始めは何かに捕まってたり、踵は着けなくても大丈夫です。
慣れてきたら、足首を掴むと効果が上がります。