ときおり来院される、シニアの男性。
症状をお聞きすると「野球で連投したから、肩に張りがある」とのことでした。
年齢をたずねると80歳になられたそうです。
ポジションはピッチャー。野球暦なんと60数年、現役バリバリ。
ビックリしました。
姿勢も背筋が通って、身のこなしも軽やかな方です。
肩関節の靭帯や筋肉は消耗しやすく、若い方でも傷めて野球が出来なくなる方も多い部位です。
「何か、日頃トレーニングをされているのですか?」とお聞きしました。
「いやー、若いころと比べると身体が小さくなっていけません。」
聞くと週一回の練習、2週間に一回マウンドに立って、試合では100球くらい投げるそうです。
「60年以上も野球をやっていると、すぐ身体が馴染みます。」
今でも、市場でお仕事をされていて、
「職場で歩きますから、良いトレーニングになります。」
とのことです。
このポジティブさは見習いたいですね。
これからも先輩方の良きサポーターになれればと思いました。