よく運動に関する本を読んでいます。
今回は「60歳からは脚を鍛えなさい。一生続けられる運動のコツ」
(中野ジェームズ修一著 PHP)
「はい、わかりました。」と思わず答えたくなるタイトルです。
私も60歳を越し、筋力には不安がでる年齢になったからでしょう。
中野ジェームズ修一さんといえばフィジカルトレーナーの第一人者です。
「運動の習慣化ができれば70歳、80歳でも必ず筋肉量は増える」とのこと、
中野さんの祖母は98歳の時、寝たきり状態なられ、それから中野さんの運動メニューを続けられ、寝たきりを克服し、100歳を越えた時、片脚スクワットができるまでになったそうです。何とも勇気の出るお話です。
当院のホールで週一度、地域の方と15年間、筋トレ、ストレッチ教室をやっておりますが、やはり体幹や脚の強化を中心に運動しています。
以前は腕立て伏せなど上半身の筋トレもしていたのですが、私自身、返って肩こりが悪化したこともあり上半身はストレッチが主です。
本では多彩な筋トレ、ストレッチの方法が掲載されています、特に座ってできる運動は大変参考になり、私も実践し、運動教室で取り入れています。
著者は「ウォーキングだけで脚は鍛えられない」といわれています。
実際そうですね、人間の歩行は進化して省エネ運動になっており、筋肉を増やすには負荷不足です。
歩行コースの中に歩道橋や階段のある場所を入れることを推奨されています。
私もウォーキングの時「よい階段はないかな・・・」と探しながら歩いています。