安眠するために

患者さんから自分の健康法を教えていただくことはよくあります。

 

先日、筋トレ・ストレッチ教室に参加されている男性Iさんが「教室でやっている腹式呼吸を寝る前に始めてからと寝つきが良くなりました。」と話されました。

 

教室ではリラックスできる呼吸法として腹式呼吸をすすめています。

日中活動している時間は自律神経の交感神経が活発に働いていますが、睡眠中は副交感神経が優位となり呼吸はゆっくりとなり血圧も低下していきます。就寝時よこになっても交感神経が緊張したままだと寝つきが悪くなります。

 

Iさんは複式呼吸法を応用して寝つきをよくする健康法として取り入れられたのですね。実に理にかなった安眠法だと感心しました。

 

やり方は仰向けになり膝を曲げ身体の力を抜きます。鼻からゆっくり息を吸って臍下の風船に空気を入れるようなイメージで下腹を膨らませます。次に鼻から空気を長く少しずつ息を吐いていきます、そのとき下腹の風船をゆっくり萎ませていきます。この呼吸法を数回続けると眠くなってくるそうです。副交感神経が活性化して睡眠モードに切り替わるのでしょうね。

 

 

筋トレ・ストレッチ運動を日常生活にも実践されていると聞いて嬉しくなりました。

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