ちょこまか動こう

メアリー・ボンド著の「感じる力でからだが変わる」（春秋社）を読んでいて「人はいつも動くように設計されている。」というフレーズありました。

　人間は直立二足歩行を始めて以来、ボーリングの球くらいの重さの頭を載せてバランスをとっているため筋肉たえず活動しています。

同じ姿勢でも始めは様々な筋肉を使ってバランスよく支えているのですが、疲れてくると姿勢がくずれ特定の筋肉に負担がかかっていきます。

筋肉、筋膜は疲労してくると緊張して硬くなり、血行が悪くなります、血行不全で神経が刺激され痛みがおこり、痛いからさらに筋肉が緊張するといった「痛みの循環」が始まります。

立位作業で起こる腰痛。デスクワークの肩こり。腕を上げたままの作業では五十肩。目を使いすぎておこる頭痛。ソファに座った後の腰痛。寝起きの腰痛。足のむくみや冷え性など、同じ姿勢が原因で起こる痛みの場合が多くあります。

予防としては同一姿勢を30分続けたら一息入れ、違う動作やストレッチを1分くらい行う習慣をつけることをお薦めします。

とにかく「ちょこまか動きましょう！」